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訪問診療 Q&A

 

訪問診療とはどういうものですか?

 

 訪問診療とは、月2回以上、定期的に訪問し、診療させていただくことをいいます。発熱など具合が悪くなった場合の訪問(往診といいます)ではなく、訪問診療開始時に立てた医療計画に基づいた診療となります。
  なぜ月2回以上の訪問診療が必要かとお考えの方もいらっしゃると思いますが、在宅医療では病院とは異なり高度な検査機器を使用することができません。そのため、定期的な訪問診療により患者様の普段の状態(血圧、体温、脈拍、顔色、呼吸数など)を把握しておくことが大切となります。普段の状態を把握しておくことで、具合が悪くなった時の診療がスムーズにできるようになります。また、普段より健康状態の悪化を予防することができるようになります。

 

往診とはどういうものですか?

 

往診とは、計画的に行う訪問診療以外で、患者様が急に熱が出た、ぐったりしているなど、緊急状態の時に患者様の求めに応じて訪問し、診療させていただくことを言います。 計画的に訪問診療を行っている患者様の急変に対応するものです。

 

料金はどのくらいかかりますか?

 

75歳以上、1割負担の方で、1月に7000~9000円程度となります。また、限度額は1月に12000円となります。

その他、ケアマネジャーに提出する居宅療法管理指導費が介護保険として500~1000円が1月にかかります。

 

訪問診療を申し込みたいのですが

 

当院の訪問診療をご希望の方は、まずはお電話で相談下さい。
訪問診療の申し込みは、患者様本人からの他、ご家族、ケアマネージャー、訪問看護ステーション、病院の地域連携室などの担当の方からもお受けしています。ご気軽にご相談ください。

 

訪問診療はどんな方が対象となりますか?

 

定期的な診察が必要な方のうち、通院が困難な方(何らかの介助がなければ通院できない方)が対象となります。       
◯ 要支援・要介護認定を受けている
◯ 在宅での療養、介護を考えている
◯ 膝や腰の痛みがひどく病院へ行けない
◯ 高齢による筋力の低下があり歩けない
◯ 車イスを利用している
◯ 病気や事故の後遺症による麻痺がある
◯ 認知症などにより通院困難な方
◯ パーキンソン病などの難病がある
◯ 胃ろう管理されている
◯ 在宅酸素療法を行っている
◯ 尿カテーテルが入っている
◯ 床ずれがある
◯ 在宅での終末期を考えている(癌末期、老衰など)
◯ 介護施設に入居されている
◯ 退院後の在宅療養が心配

 

有料老人ホーム、グループホームなどの施設への訪問診療は可能ですか?

 

はい、可能です。有料老人ホーム、グループホーム、高専賃などの施設で訪問診療希望の場合は、まずは電話、FAXなどにてご連絡ください。

 

訪問看護は行っていますか?

 

当院ではみなしによる訪問看護を行っております。当院の訪問診療を受けておられる方でしたら、訪問看護を行うことは可能ですが、当院の訪問診療を受けていない方への訪問看護はできませんのでご了承ください。

 

緊急時は連絡すればすぐ来ていただけますか?

 

状況にもよりますが、他の患者様の診察を行っている場合や、道路が渋滞している場合など、時間が掛かる場合もあります。医師は常に診療を行ったおりますので、すぐにお伺いすることは無理なこともありますのでご承知ください。

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